DXって何だっけ?

コロナの影響もあり、ビジネスの世界では「DX」という言葉が定着してきたのではないかなと思います。

そんな中でふと、「あれ?DXってどういう意味だっけ?」という疑問が出てきたので、今回は「DXとは?」についてダラダラ書いていこうと思います。指摘等ありましたら言っていただけるとありがたいです!

 「DXとは?」

斎藤昌義氏著の「図解コレ1枚でわかる最新ITトレンド」によると、”DXはデジタルを駆使したビジネスの再定義であり、収益の上げ方や働き方、事業目的の改革を伴います。つまりDXとは、ITを駆使して企業文化や体質を変革することなのです。

例えば、工場のロボットや設備にセンサーを組み込み、そこから得られたデータを基に工場での作業の流れな段取りをシミュレーションしたり、実際の作業で異常が出ていないかをすぐに確認できるようにして生産効率を上げる。

このようなデータやITを駆使し、従来までのビジネス形態を変革していくことがDXになるのだろうと考えています。(冒頭と同じようなこと繰り返してるだけですが。。)

ちなみにDXとよく似た言葉で「デジタイゼーション」、「デジタライゼーション」という言葉があります。

「デジタイゼーション」

いわゆるデジタル化がこの言葉になると思います。
例えば、紙の書籍を電子書籍にする。ハンコを電子化する。
上記のような事もDXと言われることも多いですが、厳密には意味が違います。

「デジタライゼーション」

デジタル技術を利用し、ビジネスモデルを変革する。こういったことがデジタライゼーションと言われます。
例えば、カーシェアリング。これは自動車をインターネットで繋いで稼働している状況をシェアすることで必要な時に必要な車を使用することができます。それにより今までは「所有する」ものだった車が、「使用する」ものとして形を変える可能性を持つようになる。
これがデジタライゼーションであり、この延長線上にDXがあるというイメージでいいのかなーと思います。

 

ダラダラと書いてしまいましたが、要するにDXとは単純にデジタル化を行うものではなく、データ/インフォメーションを上手に活用し今までのビジネスモデルに変革を起こすことを指します。

DXを推進するには社内・外のデータを適切に管理・運用する必要があるのです。

 

引用:

図解コレ1枚でわかる最新ITトレンド 斎藤昌義 技術評論社

gihyo.jp